パラグアイSV

メルセデス地区

久喜淳史
教育人間科学部人間文化課程 3年

パラグアイ共和国のカーグアス県に位置するメルセデス地区において私たちは以下の3つを活動目的として訪問した。

  • 1. 建設中の学校建設に必要な資金をクラウドファンディングにて集め、校舎を完成させる。
  • 2. 栄養講座と運動講座を実施し、当該地域の健康状態の向上を図る。
  • 3. 横浜国立大学と学術交流を結んでいるカアグアス国立大学との交流を深める。

ひとつめの学校建設プロジェクトは2015年度パラグアイ渡航の引継ぎとして行われた。第一期パラグアイ渡航からの夢であった学校建設がついに実現したのが2015年度パラグアイ渡航であったが、気候の影響や資金不足などから校舎完成まで至ることができなかった。そのような現状を知った私たちは、クラウドファンディングに挑戦し不足金額を集めることとした。幾多の苦労があったがなんとか目標金額を達成し、メルセデス地区の小学校の校舎建設を終えることができるだけの資金を調達することができた。2016年度渡航では、調達した資金を現地小学校に寄付するとともに、地域住民と学校建設に直接携わることができた。

ふたつめの栄養講座と運動講座は、2015年から行われてきた国際NGO団体による栄養改善講座が当該地域にどのような影響と効果をもたらしたのかについて把握することと、今後どのようなプロジェクトを立案し実行してくのかを策定することを目的とした。私たちは今までのパラグアイ渡航で集めてきたデータやパラグアイに派遣されていた青年海外協力隊員の話などを聞くことによって、現地の方にとって受け入れやすい内容のプロジェクトを考案し、餃子とドレッシングを地域の女性を対象に紹介した。

最後に、カアグアス国立大学との交流では実際にカアグアス国立大学に訪問したことに加え、メルセデス地区にて行われているカアグアス国立大学農学部による家庭菜園プロジェクトに参加し、今後どのように協力していくことができるのかについて交流を深めた。

パラグアイSV2016

メルセデス地区は、第一期パラグアイ渡航から訪問している地域であり、毎年新しいプロジェクトを考案し活動を行ってきた。2016年度渡航では、学校建設に必要な資金の寄付ということで、一連して行ってきたハード支援に関しては一つの区切りを迎えることとなった。しかし、栄養講座や運動講座を通して新しい課題を発見したほか、カアグアス国立大学との交流などから新しいプロジェクトの可能性などを見出すことができたため、機会があれば今後も継続して関わり続け、メルセデス地区の発展に少しでも寄与することができるように活動していきたい。