フランスSV

フランス・スタディツアー 概要

田島ちえみ
人間文化課程 3年

11月15〜28日の約2週間“フランス・スタディツアー”が行われ、12名の学生が参加した。前半はフランス本土のリヨンに、後半はコルシカ島に滞在した。火曜日5限に全体でミーティングを行ったり、グループ毎にリヨン第三大学で発表するプレゼンテーションの作成などをして、渡航の準備を行った。

主なスケジュール

  • 11月15日
    • フライト(日本からリヨンへ)
  • 11月16日
    • 市街地散策(ベルクール広場、サン・ジャン大聖堂、フルヴィエール大聖堂、古代劇場、リュミエール博物館)
    • リヨンの伝統料理“ブション”を体験。
    • 一部学生・院生は、郊外の「ラ・トゥーレット」(ル・コルビュジエ建築)を見学
  • 11月17日
    • リヨン第三大学にて日本語学科の学生と交流。
      →日本人学生は3つのグループに分かれ、横浜国立大学や日本の文化について紹介した。現地の学生は、主にリヨンの観光地などを紹介してくれた。このプレゼンテーションはすべて、日本語で行われた。
  • 11月18日
    • 市街地散策(サン・テグジュペリの生家、クロワ・ルース地区の絹織物工房)
  • 11月19日
    • リヨン伝統の人形劇“ギニョル”を鑑賞。
    • コンフリュアンス(リヨン新市街地)を訪問。

    フランスSV 前半ビデオダイジェスト「リヨン」

  • 11月20日
    • リヨンからアヴィニョンへ移動。途中、ヴァランスとオランジュを訪問。
    • ヴァランス(旧市街地やジュヴェ公園)
    • オランジュ(世界遺産のローマ凱旋門、古代劇場)
  • 11月21日
    • アヴィニョンの市街地散策(世界遺産の教皇庁、サンヴェネゼ橋)
  • 11月22日
    • アヴィニョンからコルシカ島のアジャクショへ移動。途中、アルルとカマルグを訪問。
    • アルルの市街地散策(世界遺産のローマ闘技場・演劇場、ゴッホの絵画「夜のカフェ」のモデルとなったカフェ)
    • カマルグ大湿地帯(フラミンゴや白馬、水牛などの野生動物を見学)

    SVフランス 中盤ビデオ・ダイジェスト「南フランス」

  • 11月23日
    • アジャクシオの市街地散策(マルシェ、ナポレオンの生家)
    • コルシカ島日本協会の方々との交流。
  • 11月24日
    • アジャクシオからポッジョへ移動。途中、絶滅危惧種の陸亀(クップラーダ)の保護活動、ボコニャーノ村では地元の食材で作った料理を提供する施設「フェルム・オーベルジュ」を見学。
  • 11月25日
    • ポッジョを散策。コルシカ産生ハムの試食。
  • 11月26日
    • コルテ市内の散策及び、コルシカ大学を訪問。
  • 11月27日
    • ポッジョおよび近隣の村を散策。
  • 11月28日
    • ポンテノウ古戦場およびマリアナ遺跡を見学。
    • フライト(バスティア空港からパリ、そして日本へ)

    フランスSV 後半ビデオダイジェスト「コルシカ島」

プレゼンテーション終了後、リヨン第三大学の学生に大学周辺を案内してもらうなど、一日のほとんどを共に過ごして交流をすることが出来た。また、コルシカ島では日本協会の方々と日本のアニメを通して文化の交流が行えた。このように、このスタディツアーを通じて、現地の方々と交流するという貴重な機会を多く経験することが出来た。これに加え、コルシカ島での滞在先が、ホテルではなくホームステイであったため、現地の方々の暮らしぶりも実際に体験することが出来た。

リヨンからコルシカ島に向かうまでに、ヴァランスやオランジュをはじめ数多くの都市へ訪問し、フランスが誇る様々な遺跡や建造物を見学することが出来た。また、ナポレオンやゴッホ、サン・テグジュペリなどフランスに馴染みの深い歴史的人物たちに関係のあるスポットを数多く訪問できたのも印象的であった。